評価調査者は、「第三者評価とは何か」を正しく理解し、評価調査面接の場で事業者と直接対話を行いながら、その意義を伝えていく役割を担っています。
評価調査は、指導や助言によるものではなく、評価調査面接という手法を通じて事業者の気づきを促すことを目的としています。こうした気づきを促す面接は、より質の高いサービス提供に向けて事業者自らが改善に取り組む動機づけとなる重要な機能を果たします。
評価調査者には、客観性・公平性・中立性・独立性・倫理性が求められ、当然ながら、評価調査者自身が関係する福祉サービス事業者の評価調査を行うことはできません。
(ア)組織運営管理業務を3年以上経験している者、またはこれと同等の能力を有していると認められる者。
(イ)福祉・医療・保健分野の有資格者若しくは学識経験者で、当該業務を3年以上経験している者、またはこれと同等の能力を有していると認められる者。
あわせて、評価調査の実施に必要な情報処理環境および基礎的な操作能力を備えていることが望まれます。具体的には、個人でパソコンを所有し、電子メールの送受信やエクセル等の基本的な操作を支障なく行えることが求められます。